ピアニスト 川村 祥子 公式ホームページ

2022/4/2 & 4/9 ショパン✖️ラフマニノフ「音の絵」と「夜想曲」

2022/4/2(土) & 4/9(土)【あなたの ショパン夜想曲 ノクターン】(前•後編)

2022年 

◉ 4月2日(土)旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園内 旧奏楽堂)

→【4/2 東京公演の詳細】https://www.sachiko-piano.com/wp-admin/post.php?post=667&action=edit

◉ 4月9日(土)鎌倉芸術館 小ホール

→【4/9 鎌倉公演の詳細】https://www.sachiko-piano.com/wp-admin/post.php?post=671&action=edit

「ピアニストの嗜好」シリーズ第一弾!

ショパンの夜想曲(ノクターン)をバッハ 「インヴェンション&シンフォニア」とラフマニノフ の「音の絵(絵画的練習曲)op.33、39 」を組み合わせ前・後編に分けた2公演(各公演プログラムは異なります)。

 ピアニスティックな音色の最高峰、ショパンのノクターンは初期の純粋かつ繊細に光輝く作品だけにとどまらず、人生の深さ慈しみを増し、晩年になればなるほど「音楽の贖罪」のような響きの領域に入り込みます。

 ショパンは、自分のコンサート前にバッハ作品を演奏していたといわれております。それだけ、J.S.バッハ という偉大な作曲家の作品に対して音楽的に信頼を置いていたという事がわかります。旧奏楽堂での東京公演では、バッハとショパンの音色や響きに耳を傾けていただき、ショパンのノクターンと掛け合わされ、二人の作曲家の作品がお聴きくださる方々皆さまにとって、どのような瞬間芸術となり得るのか、楽しみながら感じていただけますことを心より願っております。

 一方、ラフマニノフの絵画的練習曲は、作品33と39にわかれ、広大で自然溢れる大地に根付いたラフマニノフの「郷愁の源泉」があたかも聞こえてくるような作品集。ところ彼処、冠婚葬祭ごとにさまざまな音色のバリエーションで鳴り響くロシアの「鐘」が現れ、ラフマニノフ の繊細かつ力強い、優しくも深淵な想いが、インスピレーションを重んじた彼 の”音の色彩パレット”で描かれています。

 これまで、私はこれらの偉大な作品に対し畏怖の念が強く、まだ時期尚早と、なかなか手につかなかったが、「今かもしれない」と直感がやっと降りてきたように思います。

これらの名曲で、シリーズを幕開けできることに感謝し、今、地球のどこかで起こっていることに想いを馳せ大地を感じながら音を紡ぎたいと願っております。

★チケット販売開始を3月7日に変更させていただきます。添付写真を新しく変えさせていただきました。(2022/3/3)

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