御礼状
桜がちょうど見頃(4/2)の東京・上野でのショパン&バッハ、そして一週間後(世情により急遽ラフマニノフから変更…)鎌倉でのショパン&ベートーヴェン。コロナ禍がまだ続くなか、足をお運びくださった皆様に心から御礼申し上げます。
広い空間で、お聴きくださる方々と共に音楽を感じていただける有り難さ、自然からの恵みや喜怒哀楽を音楽で表現し、一期一会の音世界と出逢う瞬間を感じながら演奏させていただいておりました。
音楽の象徴する「調和」への世界を願い、
平和を希求する想いを込めて、
音楽を奏でる意義を改めて己に問うていきたいと思います。
今回のラフマニノフ作品。かつてロシア留学で得た
たくさんの大切で懐かしい思い出が溢れ出す曲たち。早く心安らかに演奏したいと切望しております。
ショパンのノクターン、バッハのインヴェンション&シンフォニア、ベートーヴェンのソナタ・・・ これからの人生でも、じっくり大切に深めていきたいと思います。
どうぞ皆さま、これからもお元気でお過ごしください。
またお会いできる日を楽しみにしております。