「シンフォニック% × ピアニスティック% in 愛媛・松山」
〜リストのピアノ鳥瞰図〜
新たなる季節!皆さま、美しい春鳥のさえずりや、朗らかな陽の光が大地に微笑むのを感じられていらっしゃいますでしょうか?
この春、初めて愛媛県松山市、萬翠荘にてピアノ・リサイタルを開催させていただきます。
今年、各地にてピアノが奏でる「シンフォニック%✖️ピアニスティック%」(交響曲的パーセント掛けるピアノ的パーセント)をテーマに、作曲家が、どのように音に魂を込め、それぞれの作品にどれだけの熱量・繊細さ・大胆さをもって、どのくらいの宇宙規模で音楽を創造・表現しているのかを探りたいと思います。
元来、楽器というものは、音の発音の仕方で分類されます。ピアノは、内臓される”ハンマーが弦を打つことで音が鳴る”という発音機構から「打楽器」に分類されています。打楽器は、基本的に音を出した瞬間が最大音となり、その後、響きは減衰するのみと解釈されますが、「楽器の王様」と喩えられるピアノは、様々な音楽技法を駆使しオーケストラの奏でる交響曲を連想させるようなダイナミックスも表現できます。
現代のピアノで表現される豊かな音は、「心の琴線に触れる」はかない想い、そっとささやく声色、とろけるようなメロディーの美しさをもち、極めて繊細な音を追求する「ピアニスティックな」趣と、巨大で強靭な音楽を鳴り響かせる「シンフォニックな」響きの表現。このピアノという楽器ならではの特徴を踏まえつつ、人の感じ方次第で変化するであろう相当無意味な%=パーセンテージ(!?)という比率を用いることで、これらの音楽が創造された世界へと時空を飛び越え、感覚を研ぎ澄ましながら音楽を共有していただける機会となれましたら本望です。
さて「ピアニストの嗜好」シリーズ第2弾では、上記の「シンフォニック%✖️ピアニスティック%」とは別に演奏プログラムによって、もうひとつのミッション(使命)がございます。ここ萬翠荘では「リストのピアノ鳥瞰図」。
19世紀、ロマン派音楽の偉大なる作品や功績を残し、ピアニストとしても「ピアノの魔術師」と呼ばれるフランツ・リストは、現代のピアニストたちの系譜の始まりとも言えるピアニズムへの新しい扉を拓いた重要な存在です。
世界中で愛されている彼の名曲を中心に、皆さまとヨーロッパ・サロンの雰囲気を感じられる萬翠荘にて、音楽のひとときを過ごさせていただけましたら幸いです。
会場にて皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
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